子供からこの本を読みたい！と言われ、1~7巻購入し、一気読みしました！
ほぼ実話。
いや～考えさせられた。
色々要因やいろんな原因もあるとは思う。
でも一言でいうと「親が悪い」かな。
自分たちが原因であるにも関わらず、それを認めず、
人のせい＝子供が悪いって、なっているかな。
結局、子供が精神を病んで、入院しても、自分達の根本（原因）はかわらないから、
また同じことの繰り返しだしね。
人に迷惑をかけてはいけない。
家族のことは自分たちで解決しなくてはいけない。
そういう事も問題を、加速させちゃっているかもしれないな。
あとはやっぱり、子供を思い通りにさせようとしている。
みんな両親から知らず知らずに影響を受けていて、
みんな両親が大好きなんだって事。
大好きな両親に気に入られようとした頑張ったのに、受け入れられず、
挙句の果てに居なくなることを願われる。
自分の存在を無かったことにされる。
皆、早い段階で異変に気が付きながら、対応をしない。
そして敏感で感受性に優れている子供こそ、1つの挫折等がきっかけで、
落ちていってしまうのが早いのかも知れない。
そういう私も、人様に迷惑をかけてはいけない。というのがとても強い、
真面目な両親の元で、絶対道から外れてはならない（反社会的な）
という想いを強く受けて育ってきた。
私の親世代は、我慢をしてきた人も多いし、まわりを見ても、
そういう育て方が普通だったかも。
で、ここに来て問題が出てきてしまって、社会全体で、なにかおかしいな。
ということに気が付きだした。
そして対応できない一部の人達が犠牲になっている。
子育ては、夫婦二人で協力して、どうしたらいいか？等
ルールやしつけを一貫して行えれば、とても良いことだと思うけど、
実際はそういう家庭は多くないと思う。
やはり皆、忙しすぎる日々なんだろう。
子育ては、誰から教えてもらえるわけではなく、
どうしていいかわからず、しらずしらずの内に、
自分が育てられたように育ててしまうことも多いと思う。
もちろん、ああいう親にはなりたくない、
子育てしたくないと思っている人もいると思う。
もちろん親も、未熟な部分もあるし、間違っている事はある。
わかるけど、実際にやってしまう自分もいる。
自分の子育てで、気がついたこと。
子供が失敗した時に、安心感を与えるより不安感を与えてしまうこと。
不安でたまらない時に安心感を与えられず、責められるような感じを
与えてしまっていた。
傷に塩を塗るような。
まさにこれを子供にやってしまっていた。
だから何かにおいたてられるように、急がせるだけ急がせるが、
解決はしないような感じ。
落ち着かなくてはいけない時に焦ってしまう。
パニック。
息子も私ほどじゃないけど、多少こういう部分をもっている。
そして、人に迷惑をかけてはいけない。
自分で解決しなければいけない。という想いがとても強い。
子育て負の連鎖だ！！と思った💦．．．。
子育ってって本当に、大変な事なんだけど、なぜか軽く見られがちだよね。
一人の人生がおかしくなっちゃうこともあるのに．．．.。
ちゃんと子供と向きあえているのか？
助けてほしいときに手を差し伸べているのか？
必要以上に過保護になっていないか？等など．．．.。
最初この本を買いたい。と言われたときは「えっ？」
と思ったけども😅買ってよかったな。
子供と一緒にこの本について、色々話をすることが出来たし、
考えた。
他人事じゃないな。って思うし、精神病っていうけど、ほとんど皆何かしら、
違う部分を持っていて、ちょっとした対応だったり、何かで落ちていってしまう
可能性は皆有るってこと。
そして、本気でこういう社会問題に取りくんでいる人達がいる。ということ。
形だけじゃなく、本当に価値の有る問題に取り組んでいる人達がいる。
この本を読み終えて、息子から、
「お母さんも、自分が出来るボランティアでも初めたら？」と提案された。
うん、そうだね。
自分に出来ることから始めてみようかな！
