この世はすべて自分の映し鏡

日々思ったこと、過去の出来事等書いてます。

白い羽根

雲ひとつない、真っ青な空から、白い羽根が落ちてきた...。
それは、一寸の狂いもなく、私の手のひらに収まるように...。

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数年前かなり精神的に病んでいて、
自分には価値が無いと自己肯定感がかなり低い期間があった。
自己啓発やスピリチュアルな本を読んだり、
自分自身では解決出来ないと、自分以外の他の何かにすがり、
助けを得ようとしていた。
神社などに行くととても気持ちが良かったので、
一人で近くの神社に行ったりしていた。
そんな中、葛飾八幡宮という神社に初めて参拝したときの事。
帰ろうとした丁度その時、かなり強い風が「バーーーー」と吹き、
一瞬、「待ちなさい」と言われた気がして、
おもわず後ろの拝殿の方をを振り返った。
すると、拝殿の上空、素晴らしい青空の中で、何かがピカッと光った。
と同時に、何かが落ちてきたような気がした。
よく見ると、やはり何かが落ちてきている。
何かがゆらゆら落ちてきている。
風はほとんど吹いてない。
私は動かずそのままじっと立ち止まり、その光景をみていた。
というより、ちゃんと私の目に入るように、
計算されていたかのようだった。
そしてそれは本当に、私の頭上へと落ちてきて、
私が手を出せば、そのまま、手の中にストンとおさまる角度で落ちてきた。
なんと、それは、
白い羽であった。
鳥の羽根?
ちなみに鳥は見当たらなかった。
とてもきれいな1本の白い羽根。
覚えているのはすべて真っ白で、イラストで描くように、形もきれいだった事。
ただ、あまりの出来事にちょっと怖くなって、
羽根をキャッチせず、地面に羽根が落ちるのを見て、
帰ってきてしまった....。

でも、「いつも見ているよ。大丈夫、生きなさい。応援している
と言われた気がして、
心のなかで「ありがとう、頑張ってみる」とつぶやきながら、
明るい気持ちで帰りました。

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本当に不思議な出来事だった。
なんだかわからない、でも当時、孤独を感じていた自分にとっては、
ひとりじゃないって、とても心が救われた出来事だった。


今にして思えば、羽根を持ち帰ればよかったかな~。
途中で消えてなくなったりとかあったかも~なんてね~。